これは矢島美容室をイメージした2次創作です。
以下の点に注意してください。
 
 
 危険・警告注意:
細かい背景はすっ飛ばします。

強引ぐ マイウェイなノリです。

はやとは(見たかったけど、まだ)映画を見ていません。

とんねるずやDJ OZMAに詳しいわけでもありません。

設定は、ウィキペディアの矢島美容室を見ながら。

マーガレットの風貌が「カー」にぴったり、と思っただけです。

矢島美容室しらなかったらゴメンナサイ。
矢島美容室ファンの人にもゴメンナサイwww

そんなんでも良かったら、読んでネ。
全力で、おバカな設定で楽しんでる、彼らが好きです。



 読まない
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           【VIVA YAJIMA!】
 

 
 
 
「ちょっとママ〜、ここに変な人が倒れてるよ〜」

「まぁ、ストロベリー、アナタいったい何を見つけたの?
 あぁ!これはニホンジンじゃない!」


…野太い、でも聞きおぼえがあるような声がしてる。
それから私の身体はもちあげられて(やけに軽々と)
あったかい室内へと運ばれて行った。


「ん…」

起きようと目を開けると


…アフロ!?


巨大なオンナノコと母親らしき人が、覗き込んでるのとバッチリ目があった。

「だ…ダレ!?」


「あら、気が付いたのね。あたしはマーガレット・カメリア・ヤジマ。
このコはストロベリー。11歳よ。
あと2階にナオミっていうもう一人の娘がいるの。17歳よ。
貴女は?
どこからきたの?」

「あ…あたしは…」


どうしよう!
聞かれた瞬間に愕然とした。
思い出せない!思い出せないの!


名前はおろか、どうしてココにいるんだろう…。


悩みこんだあたしを見て、マーガレットは眉をひそめた。


「カワイソウに…。なんかカナシイことがあったのね。」

そしてしばらく考え込んでから、明るく言った。


「そうだ!貴女一緒に住まない?娘の1人や2人増えたって今更、構わないわよ〜!
見たところ、ニホンジンだから。
こんどアタシたち、ネバダからニホンに行こうと思ってるの。
一緒に連れて行ってあげるわよ!」


「え…」


「決めたわ!なんて良い考えなんでしょ!
名前も決めてあげる…。
そうね、スシ!は?
ニホンジンだから!スシ。
テンプラ、ゲイシャでもいいんだけど!」


なぁに――!?スシにゲイシャにテンプラって…
そのうちフジヤマって名前にされちゃったりして!?
それしかないの?それしか!

あわわ、あわわしてるうちに、あたしの名前は「スシ」に決定した。
なんてゆーか…展開が早すぎる。
でも、ゲイシャよりマシなので、我慢しといた。


怒涛の如く喋るマーガレットの隣で、ストロベリーちゃん(11)はあたしをひたすらつっついていた。


「ナオミー、いらっしゃーい!」

居候も―― 決定らしく。
2階に向かって呼びかけた。
億劫そうに出てきたナオミ(金髪のギャル)は、あたしをみて仰天した。

「ママァ!どうしたのよ、その子!」

「決めたのよ、この子はスシ。ウチの子になるの!今度ニホンへ一緒に連れてくわ」


そんなアバウトな、犬猫じゃないんだから、赤の他人をどうとか
いろんなことをまくしたてたが
ナオミはママに敵わないらしく、あっさりと諦めた。

「わかったわ、スシ。
アンタ、何歳?」


「15歳…」

「あぁ、じゃぁ年下ね!あたしのゆーことは聞くのよ!」

そう言い捨ててすたすたと去って行った。

ストロベリーはポカンとしてこっちを見てる。
無理ないか。
身体は大きいけど、まだ11歳だもんね。

これで、あたし…スシはこの家のコになったってってゆーわけ☆



*******

しばらくはなにごともなく過ぎた。
そう言えば、なぜか聞き取れるんだけど、あたし英語があんまり話せないんだった。

だから、家では大人しいコって思われてる。
居候になったんだからって思って、あたしはお皿洗いやマーガレットのお手伝いをよくするようになった。

マーガレットは喜んでくれて、あたしのことを「イイコイイコ」って褒めてくれる。
それが嬉しかったの。


でも…
それがナオミにはちょっぴり気に食わないみたい。
ナオミは夜遊びや言いつけを破ったりしてマーガレットによく怒られるから。
それに比べて褒められているあたしをイイコぶりっこだと思ってるみたいなの。

「イイコぶんないでよね!
あたしが迷惑するの!」

って。

でも、あたしだってナオミと仲良くしたい。
どうすればいいのかな…





「ナオミ・カメリア・ヤジマ!こっちに来なさい!」

ある日、マーガレットは怒鳴った。
普段はナオミだけなのに。
フルネームで呼ぶ時は要注意よ。

案の定、ナオミはさっと青ざめた。
叱られるのをさとったから。


ストロベリーはさっさと避難した。
意外とかしこいじゃない。
迷ってたら出ていくタイミングを失ったあたしは、その剣幕にびびりながら、椅子にちぢこまって座っていた。

一緒に叱られてるみたい。


「ワタシのブルーのドレスとパールのイヤリング。どこに隠したの?」

最初知らない、隠してないと言っていたナオミもママの詰問に負けて
しぶしぶ白状した。

踊りに出かけた時に、無断で借りたドレスを破いてしまったこと。
イヤリングの片方を落としてしまったこと。

それで言いだせなくてクローゼットの奥に押し込んだこと。


「ナオミ、今日という今日は許さないわよ。」

マーガレットのまなじりが吊りあがった…ような気がするのは、気のせいだけじゃないと思う。
もともと化粧もばっちりできつめの顔立ちだから…怒った時にはものすごい迫力となる。


「ナオミ。ヘアブラシをとっていらっしゃい!」

「えっ、いやよ、ママ!」

「聞こえなかったの?今すぐとってこないと、もっとひどいことになるよ」

ナオミの顔に恐怖が走ったが、「もっとひどいこと」になるのを恐れてか、
無言で部屋を出ていった。



え?ヘアブラシ?
何するの、それで。
髪をとかすの?

あぁ、ママは美容師だから…
ってそんなの今、関係ないじゃん。

ってゆーか、このタイミングなら出ていけるんじゃない?

あたしは、そーっと椅子をたってリビングから出ていこうとした。
その途端

「スシ、待って。貴女もここにいてちょうだい」

厳しい声がとんで、あたしは固まった。
ちょうどナオミが戻ってきて
彼女も、母親があたしをひきとめるのを聞いて、ぎょっとした様子。


「ママ!スシは関係ないじゃない!」

「おだまり!これはお仕置きなんですからね!
スシの前で恥ずかしいところを見せたくなければ、立派に耐えなさいよ!
スシ、はそこの椅子に座って見てて頂戴」



お…し…お…き…?


私は、またおずおずと椅子に戻り、
ナオミはうっすら涙を浮かべると、ママの前に行きヘアブラシを渡した。
そして、おもむろにジーンズを脱いで、ソファーに乗りお尻を突き出した。


まさか?


そのまさかだった。

形の良いお尻が、ピンクのパンティに包まれていたけど
マーガレットは意に介せず
あっとゆー間にそれを膝まで引きずり下ろした。


「ぁ」

ピシャーーーン!

小気味良い音を立てて、ヘアブラシの背がお尻に炸裂した。
マーガレットが叩いたのだ!

みるみるうちに、真っ白だった右側のお尻に赤いヘアブラシ型の痕がついた。

それを確かめてから、怒れるママは左側にも同じようなことをした。

それだけではすまない。重ねて何度も振り下ろしている。

バシーン!
バッシーン!!
バッチーン!!!


最初は我慢していたナオミも、連打には悲鳴を上げる。

「ママァ!やめて!
お尻が壊れちゃう!!
痛いの!痛い〜〜〜〜〜!!!!」

「おだまり!どんだけ自分が悪いことをしたのか考えなさい!」

お尻が叩かれるたびにぷるぷる揺れ、
赤い痕がだんだん色味を増していく。

いかにも――痛そうだ。


相当痛そうなのに、マーガレットは知らん顔でお仕置きを遂行している。



ナオミの顔は見えないけど、お尻だけは見える位置に座ってるあたしは、といえば
ガン見しちゃっては、あわてて目をそらすということをやっていた。
2人ともあたしが見てようが見てまいが、必死そうだからずっと見てても良かったんだけどね。
なんかナオミに悪い気が…した。

痛くてたまらないんだろうなぁと可哀想に思いながら、彼女がキーキー叫ぶのとマーガレットの叱責と、お尻を叩く音がリビング中に響き渡るのを聞いていた。

耳でもふさぎたい気分…。

でも、なんか動けない…



100は軽く超えたんじゃない?

「ママのことをずっと騙すつもりだったのかい!」

「普段から、ママの持ち物には触るんじゃないってあれほど言ってるだろう!」


いちいち尤もな、言い様。
ナオミも可哀想だけど、非はどちらにあるかが歴然としていた。

そんな中でも素直になかなかなれないらしいナオミは、謝りの一言が出てこない。
それどころか、やめろやめろと毒づくばかり。
あぁ、もう!「ゴメンナサイ」だよ!
「ゴメンナサイ」って謝ればいいのにぃ!!!



ぴしゃんぴしゃん叩かれた、お尻はまだら模様になり
濃い赤と赤とピンクと…染まっている。
しばらくたって、
泣きじゃくる声に毒が消え、切れ切れにやっと謝りだした。

「ご…ごめんなさい…ママ…
 もう…しません…ゴメンナサイ…」

マーガレットはしばらく娘が謝罪するのを無視して
叩き続けていたが
やっと許すことにしたようだ。

「もうホントにしない?」

「しません」

「ママは騙されるのは大嫌いなの」

「はい。ごめんなさい」


素直になった娘の姿に怒りも消えたようで
マーガレットは言った。

「おいで、ナオミ。大好きな私の娘」

そこで許されたことを知ったナオミは、泣きながらママの胸へ抱きつき
お仕置きの時間は終わったってわけ。
ママは抱きしめて、お前のことを愛してるから厳しくするのよと優しく言い聞かせていた。


きまり悪くって、胸がドキドキして気が高ぶってたあたしだけど、
そこでマーガレットは気付いて

「スシもおいで。よく見てくれたね。」

ってぎゅっとしてくれた。
ホントの家族になったみたいで、嬉しかった。
ナオミはいつものすました顔ではなくて、泣きはらした真っ赤な顔で恥ずかしそうにこっちをみた。

なんだかその様子が可愛くて、あたしは「よく頑張ったね!」って目で合図して笑いかけたの。



それからは、ナオミと仲良くなることができた。
ストロベリーともね。
心の壁がとりのぞかれたみたい。



私がママに気に入られてるから、ナオミとストロベリーは最初ちょっと嫉妬してたみたいなの。

でも、だんだん姉妹らしく一緒にイタズラもするようになって。

ストロベリーは
その図体からは想像できないほど、仕草が愛らしい。
でもくいしんぼうだから、つまみ食いにぬすみ食いをしては怒られてる。


ナオミは相変わらず夜遊びが好きで、抜け出しては怒られてる。


あたしはその両方に、ちょっとだけ加担するの。



ママはあたしがイタズラするようになったことを嘆きながらも、
姉妹と仲良くしてるのを喜んでくれ
複雑な表情だ。

悪いことをした時は…容赦ない。
愛してるのよと言いながらもお仕置きだ。

それはとっても痛い。痛いけど…


秘密の共有、イタズラする時のスリル。
ナオミやストロベリーと笑いあうの。

見つかった時は心底後悔するけれども
ママの愛情を信じてる。

そして決して見捨てられないってゆー安心感は気持ち良かった。
お尻が痛くなって大泣きして許してもらった時は
いっぱい甘えるの。

それはなんて甘美な――・・・




1年後、矢島美容室はニホンで大ヒットした。
ネバダからきた彼女たちにニホンジンは、大喜び!

あたしはと言えば、純日本人風のありふれた顔立ちだから表には出ないことにした。

だけど、ニホンのことを教えてあげたり、日本語があまり話せないママの通訳したり
六本木で遊ぶナオミにつきあったり
迷子になったストロベリーを探し出したり
忙しくも楽しい毎日を送ってるわ。



ママも、ナオミも
ストロベリーも大好き!

大ヒットする前から、ヤジマはあたしの大事なファミリーよ♪

VIVA YAJIMA!!! 
 
 
 
 
2010年5月14日
 
はやと 
 
 
えー、まいどバカバカしいお話を一席wwww

矢島美容室のアルバムを借りたら、こんな話が頭の中におりてきちゃいましたw
初めて3次元の人ネタにするわー。
でもあれも実際にはいない人だから、いいよね?
スシがなんで行き倒れてかは不明(笑)
何も思い出せないとゆーわりに、年だけは覚えてたね。
細かいことは気にしないでください(笑)
 
 
アメリカの家庭のお仕置きを、「勝手な想像で」書いてみただけなので
矢島美容室を知らなくても多分OKだと思うのですが
どうでしょうね(笑)
 
彼も、最初と最後は「よく、わかんない」って言ってたけど
途中のシーンは「王道だね」って言ってました(−▽−;)
 
ってゆーか、はやとの願望もちょこっと入ってるかも…
あの家族の中に入ってみたい気がするんだもの。
マーガレットにならお仕置きされても構わない!(爆)
 
 
あ、アホなこと書いてる…(−▽−)
 
 
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