大好きな塾の先生。


その先生と二人きりになれて嬉しいはずなのに、僕の胸は恐れでおののいてる。

キツ目の紅を引いた唇が、クっと上がり、まるで笑ってるかのように見えた。

でも知ってる。


 おかしくて笑っているわけではない。


不甲斐無い僕に対して怒ってる。

 

「悪い子ねぇ…」

ぞくりとするような声で、ゆっくりと教鞭をとりだしそんなことを言う。

「教えたことを復習すれば、こんなことにはならなかったのに」

ヒュンッ
風切り音がして、空気が…変わったのを感じた。

豊満な胸元で腕を組む。
ちらちらとそちらを見てしまうのは、悲しい性か。


「悪い子はどうされるんだっけ?」

「…お…」

「聞こえない」

「お尻…を…叩かれます…」


「そうよ」

声がぐっと優しくなった。
でもこれは―――嵐の前の静けさ。

持っている凶器で、僕のお尻はずたずたにされるだろう。

怖くてたまらない。

…そして…
同時に不思議な高揚感を感じてる…


その二つが、奥底で綯い交ぜとなり、熱くなる。
泣きそうになる。
汗がでる。


言い逃れる術を持たない僕は、のろのろと制服のズボンをおろしパンツをずり下げた。
美しい…そんな風に思ってる先生にすべてを見られることを自覚しながら。

 

「いけない子ね…たっぷりとお仕置きしてあげる」

お仕置きという響きに思わず酔う。


ひたひたと、鞭をもてあそぶ手が、別の生き物に見えた。


意を決して、机に腹ばいになる。
もう見えない。


「いくわよ…」

ねっとりとからみつくような声が耳元でした。

 

 


それからは…よく覚えていない。
幾筋も幾筋も痕がつけられ、その度に痛さで僕は飛びあがった。
繰り返し言われる、「いけない子ね…」


そう、僕はいけない子…


わざと問題を間違って、先生に逆らったのだから…

 


痛さで涙が出ても…
自業自得なのだと…どこかで分かっていた…。
 

 

 

 

 

11月TOPは、熟女/草食系中学生 でした〜www

思春期故の倒錯した愛情をもってしまったようです。教師は…まんざらでもなさそう(でも犯罪だけどNE☆)

意外と好評で良かったです(*^ー^*)

もういっちょ別バージョン☆怖さ1.5倍?

 

 

 

 

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